アシックス ランニングシューズ ライドシリーズ3部作特徴まとめ

アシックスのランニングシューズは大別してPROTECT(プロテクト)・ENERGY(エナジー)・SPEED(スピード)・TRAIL(トレイル)の4種類があります。

その4種類はさらに以下のように各2種類ずつに分かれます。

PROTECT(プロテクト)

・STABILITY(安定した接地感)
・CUSHION(柔らかい接地感)

ENERGY(エナジー)

・SAVING(もっとラクにもっと長く)
・RETURN(いつもの道をはずませよう)

SPEED(スピード)

・FAST(軽快な走りを)
・RACING(スピードの追求)

TRAIL(トレイル)

・URBAN(比較的イージーな路面)
・MOUNTAIN(激しい区間に挑む)

METARIDE(メタライド)」「GLIDERIDE(グライドライド)」「EVORIDE(エボライド)」の3つは通称ライドシリーズと言われ、ENERGY SAVING SERIES(エナジーセービングシリーズ)に分類されます。

このシリーズはエネルギーをなるべく使わず楽に走るという走行効率を追求するシリーズです。

2021年2月にMETARIDE(メタライド)は新色が、GLIDERIDE(グライドライド)とEVORIDE(エボライド)はそれぞれ「2」が発売されましたので、前作まで含めた5モデルのスペックと特徴を以下まとめました。

なお、シューズの重量はアシックス公式通販サイト、またはその他 販売店情報をもとに記載しています。

METARIDE(メタライド)

シリーズで最初に発売されたモデルにして現在でもアシックス最高額のモデルです。

ただ、最高額ではあるものの速く走れるシューズではありません。

対象者はフルマラソン5時間から完走レベルです。

シューズの重量も27cmで289gと、中上級者が使うには重いです。

ライドシリーズには共通して、足の負担を少なくして前に進むガイドソールテクノロジーがあります。

これは弓形のソールデザインにより、着地した足が前に転がるように足を進ませてくれる仕組みです。

このガイドソールテクノロジーが最も強いモデルがMETARIDE(メタライド)です。

弓形になっているためシューズを水平に置いた時の接地部分が少ないことと、つま先とかかとのドロップ差がないというのが大きな特徴です。

また、ミッドソールは2層になっており、上層にFLYTEFOAM(フライトフォーム)、下層にFLYTEFOAM PROPEL(フライトフォームプロペル)が使われ、かかとにはGELが入っています。

FLYTEFOAM(フライトフォーム)は軽量性に優れ、FLYTEFOAM PROPEL(フライトフォームプロペル)は重さはあるものの反発性・クッション性に優れるミッドソール素材で、GELはクッション性を高めてくれます。

これらのコンセプトや構造から、METARIDE(メタライド)はかかと着地の初心者ランナーがなるべく長く走ることにのみ特化した用途と言えます。

中上級者がジョグ用に使うのも悪くはありませんが、価格の高さを考えるとおすすめはできません。

METARIDE(メタライド)スペック・特徴

・重さ:27cm289g
・ミッドソール:フライトフォーム+フライトフォームプロペル+ゲル
・最強のガイドソールテクノロジー


GLIDERIDE(グライドライド)

GLIDERIDE(グライドライド)はMETARIDE(メタライド)に次いで発売されたライドシリーズ2番目のモデルです。

対象者はフルマラソン4時間〜5時間レベルで、METARIDE(メタライド)より少し上です。

重量はMETARIDE(メタライド)と同じくらいで、27cm289gです。

ミッドソールの構造もMETARIDE(メタライド)と同じで2層になっており、上層にFLYTEFOAM(フライトフォーム)、下層にFLYTEFOAM PROPEL(フライトフォームプロペル)が使われ、かかとにはGELが入っています。

METARIDE(メタライド)と違うのは、ドロップ差が5mmある点です。

5mmのドロップ差は決して大きくはありませんが、全くないMETARIDE(メタライド)とはやはり感覚が異なります。

勝手に転がされるような感覚のあるMETARIDE(メタライド)に対し、GLIDERIDE(グライドライド)は転がるような感覚です。

わかりにくい例えかもしれませんが、「転がされる」と「転がる」という違いです。

METARIDE(メタライド)は初心者にのみおすすめでしたが、GLIDERIDE(グライドライド)は中上級者にとっても長く走るのには有効です。

GLIDERIDE(グライドライド)スペック・特徴

・重さ:27cm289g
・ミッドソール:フライトフォーム+フライトフォームプロペル+ゲル
・メタライドとエボライドの中間ながらメタライド寄り

GLIDERIDE(グライドライド)2

対象者は前作と同じくフルマラソン4時間〜5時間レベルです。

重量は前作より少し軽く、27cmで285gです。

前作と同じく上層にFLYTEFOAM(フライトフォーム)、下層にFLYTEFOAM PROPEL(フライトフォームプロペル)が使われていますが、かかとにあったゲルはなくなりました。

アッパーは前作より薄いエンジニアードメッシュになっており、柔らかさを増しています。

対象レベルや大きな作りは前作と変更はありませんが、METARIDE(メタライド)寄りだった前作より、少しだけEVORIDE(エボライド)寄りになったような印象です。

GLIDERIDE(グライドライド)2 スペック・特徴

・重さ:27cm285g
・ミッドソール:フライトフォーム+フライトフォームプロペル
・前作からゲルがなくなりアッパーが柔らかくなり少し軽量化

EVORIDE(エボライド)

METARIDE(メタライド)、GLIDERIDE(グライドライド)に次ぐシリーズ3作目で、対象者はフルマラソン3時間〜4時間レベルです。

重量は27cmで250gと、METARIDE(メタライド)やGLIDERIDE(グライドライド)と比べるとかなり軽いです。

ミッドソールはFLYTEFOAM PROPEL(フライトフォームプロペル)の1層で、METARIDE(メタライド)やGLIDERIDE(グライドライド)が2層なのと大きく違う点です。

またゲルも入っていません。

ドロップ差はGLIDERIDE(グライドライド)と同じく5mmです。

ライドシリーズの中では重量がかなり軽い分、中上級者にも使えるモデルですが、定価が税抜1万円という安さもシリーズ3作の中で圧倒的です。

EVORIDE(エボライド)スペック・特徴

・重さ:27cm250g
・ミッドソール:フライトフォームプロペル
・ライドシリーズ最軽量

EVORIDE(エボライド)2

対象者は前作と同じくフルマラソン3時間〜4時間レベルです。

重量は27cmで232gと前作よりさらに軽くなり、ライドシリーズの中では圧倒的に軽いシューズとなりました。

軽量化の一番のポイントはミッドソールの変更で、FLYTEFOAM PROPEL(フライトフォームプロペル)の1層からFLYTEFOAM(フライトフォーム)の1層に変更され、厚み自体は増しました。

FLYTEFOAM(フライトフォーム)は軽量性に優れ、FLYTEFOAM PROPEL(フライトフォームプロペル)は重さはあるものの反発性・クッション性に優れるミッドソール素材です。

ドロップ差は前作やGLIDERIDE(グライドライド)2と同じ5mmでガイドソールテクノロジーの機能については変わりません。

しかし、それらより軽量でクッション性はない分、速く走ることにテクノロジーを使いやすくなりました。

また、アシックスの最上級モデルである「メタレーサー」をレース用に用いるのであれば、ミッドソールも同じであり、作りも似ているため、練習用に相性が良いモデルです。

前作と同じく税抜1万円という低価格なのも良い点です。

EVORIDE(エボライド)2 スペック・特徴

・重さ:27cm232g
・ミッドソール:フライトフォーム
・メタレーサーの練習用に相性良い

まとめ

以上、アシックスのENERGY SAVING SERIES(エナジーセービングシリーズ)に分類されるライドシリーズのまとめでした。

アシックスの他のシリーズについてもまとめていますので、よろしければ以下の記事も参照してください。

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また、他メーカーのランニングシューズについてもまとめてますのでよろしければ下記の記事も参照してください。

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